風吹キテ躊躇ウ気持ヲ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2006-08-26 22:33:04) by =oyo=


<画像:060828_1.jpg>
髪靡く 夏の終はりの 曇り空 揺れ惑ふ君の 横顔を凝視る

るい詠める

<読み>
かみなびく なつのおわりの くもりぞら ゆれまどうきみの よこがおをみる

<意味>
風が吹いて髪がなびく夏の終わりの曇空の日、気持ちが揺れ惑っているあなたの横顔を凝視している。

<解説>
「夏の終わりの曇り空」は、現実の風景かもしれないが、二人の心象風景とも解釈出来る。恐らく「揺れ惑」っているのは、恋人だけではなくて、作者自身の心情も「揺れ惑」っているのだろう。

(この項:たい)


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