追ヒ出サレテ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2006-12-09 00:48:30) by =oyo=


<画像:nureochiba.jpg>
真夜中の 灯浴びたる 濡れ落葉 未練に独り 雪降り始める

るい詠める

<読み>
まよなかの あかりあびたる ぬれおちば みれんにひとり ゆきふりはじめる

<意味>
Wet fallen leaves are exposed to
 a light on a midnight road surface.
My standing still alone as for the regrets
 will be because is it?
It has begun to snow.
真夜中の路面に濡れた落葉が、
 灯を浴びている。
わたしが独りで佇んでいるのは、
 未練だからだろうか?
雪が降り始めた。

<解説>
秋から冬への移り変わりを詠み込みながら、己の心情の推移を表そうとした作品。東京都心は、雪こそ降りはしないものの、この季節一番の寒さでした。

(この項:たい)


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