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一夜明け 朱に染まれし 我身だに 黄金に包む 銀杏散るかな
<読み>
ひとよあけ あけにそまれし わがみだに こがねにつつむ いちょうちるかな
<意味>
一晩明けて、朱色に染まった私ですら、金色で包むこむかの様に、銀杏が散っている事だなあ。
<解説>
何の歌かはあえて指摘しないけれども(あれかもしれないしこれかもしれない)、朱色と金色の対比を堪能すべき歌ですね。
今日は昨日とはうって変わって暖かく晴れ、ひと月遅れの小春日和という趣でした。
なお、副助詞 「だに」は、「〜でさえ」「〜すら」と訳す。