看病ヲ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2007-03-03 19:10:24) by =oyo=


<画像:hinamaturi.jpg>
雛の日は 微熱の君に 添い寝して 胸打つ音に じっと聴き入る

るい詠める

<読み>
ひなのひは びねつのきみに そいねして むねうつおとに じっとききいる

<意味>
On March 3rd,you are sleeping in bed
for you are a little feverish.
I lay myself beside you.
And I hear your heartbeat quietly.
三月三日にあなたは微熱を出してベッドで寝ている。
私は、あなたのそばに横たわって、
私はあなたの鼓動をじっと聞きます。

<解説>
本来ならば、雛祭を共に楽しみたいところだが、愛する人は病床にいる。
その哀しみを詠んだ歌でしょう。
解釈上の問題は、微熱をどうとらえるか?という事。病が大病を患っている中の小康状態ならば、ほっと一息というニュアンスになるが? 風邪やほんのちょっとした体調不良を看病しているという設定ならば、別の感情を読み取る事も出来るだろう。
それはともかく、わたくしもここ数日、偏頭痛が止まないんだけれども? 看病してくれる奇特な女性はおりません。

(この項:たい)


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