闇ニ怯ヘテ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2007-03-05 23:57:05) by =oyo=


<画像:syunran-1.jpg>
独り寝の 枕乱るる 春嵐よ 窓打つ雨を 君とぞ惑ふ

るい詠める

<読み>
ひとりねの まくらみだるる しゅんらんよ まどうつあめを きみとぞまどう

<意味>
When I was sleeping the stormy night in the spring,I was dreaming a nightmare.
When I had heard the windows were beated by rain,I wondered you had appeared.
その春の嵐の夜に眠っている際に、わたしは悪夢を観ていました。
雨が窓を打つ音を聴いた時に、あなたが現れたと想いました。

<解説>
春一番ならぬ春二番と呼ばれる春の嵐が日本国中を襲った。その激しい風雨の中の心細さと、それだからこその「君」への想いを詠った歌です。

(この項:たい)


コメント投稿
次の記事へ >
< 前の記事へ
TOPへ戻る

Powered by
MT4i 3.0.7