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独り寝の 枕乱るる 春嵐よ 窓打つ雨を 君とぞ惑ふ
<読み>
ひとりねの まくらみだるる しゅんらんよ まどうつあめを きみとぞまどう
<意味>
When I was sleeping the stormy night in the spring,I was dreaming a nightmare.
When I had heard the windows were beated by rain,I wondered you had appeared.
その春の嵐の夜に眠っている際に、わたしは悪夢を観ていました。
雨が窓を打つ音を聴いた時に、あなたが現れたと想いました。
<解説>
春一番ならぬ春二番と呼ばれる春の嵐が日本国中を襲った。その激しい風雨の中の心細さと、それだからこその「君」への想いを詠った歌です。