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音もなく 窓撃つ雨は 秋告げる 君待つ我は 獣の匂ひ
<読み>
おともなく まどうつあめは あきつげる きみまつわれは けもののにおい
<意味>
窓にうちつける、音も聴こえないくらい細かい雨は秋の到来を告げている。あなたを待っているわたしからは、けものの様な匂いがしている。
<解説>
先日来まで毎日の様に続いていた猛暑な日々は一転、先週末からは秋かと想わせる様な肌寒い日が東京では続いている。気象予報士の言によれば、この雨は秋雨前線とは異なるものだそうだ。
しかし、心象的には既に秋。そのこころ寂しい夜を詠んだ歌。
下の句に関しては、個人個人で考えて下さい(俺らいちぬけた<画像:>、と)。