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夢醒めて 寝汗拭うて 我独り 妬ましき女 君と逢いたる
<読み>
ゆめさめて ねあせぬぐうて われひとり ねたましきひと きみとあいたる
<意味>
夢から醒めて、(微熱で出た)寝汗を拭っているわたしは独りでいる。(その一方で)わたしが妬ましく思っている女はあなたと逢っている。
<解説>
その「妬ましき女」は、実際に「君」と逢っているんか、それとも、作者が観た「夢」の中の一シーンなのか、その辺は曖昧である。しかしながら、曖昧であるが故に、作者の強い感情「妬まし」が表出している様に思える。
さて、寒さも本格的になり、インフルエンザ(Influenza)の大流行も囁かれています。年末に向けて多忙な毎日は、体調を崩しがちですね。ご自愛下さい。
少なくとも、楽しい夢だけでも観られる様に。