<画像>
道祖神 打ち水遣りて 夕涼み 塵芥の上にも 蝉の音響く
<読み>
どうそじん うちみずやりて ゆうすずみ あくたのうえにも せみのねひびく
<意味>
近隣のゴミ集積所となっている道祖神の前の道路には、打ち水が打たれていて、こんな所でさえ夕涼みをしている様だ。辺りには今年の夏、最初の蝉の鳴き声が響き渡っている。
<解説>
本来ならば、その地域の神々が祀られている聖域も、ゴミ集積所となっていて、その存在も半ば忘れられている。だが、打ち水が打たれ、今年最初の蝉の鳴き声が聴かれると、そんな所にも季節の訪れを感じる事が出来る。
<参考>
打ち水大作戦