一年振リニ声聴キテ詠メル[060)携帯からみる]
(2005-07-24 00:10:26) by tgc


<画像>
道祖神 打ち水遣りて 夕涼み 塵芥の上にも 蝉の音響く

るい詠める

<読み>
どうそじん うちみずやりて ゆうすずみ あくたのうえにも せみのねひびく

<意味>
近隣のゴミ集積所となっている道祖神の前の道路には、打ち水が打たれていて、こんな所でさえ夕涼みをしている様だ。辺りには今年の夏、最初の蝉の鳴き声が響き渡っている。

<解説>
本来ならば、その地域の神々が祀られている聖域も、ゴミ集積所となっていて、その存在も半ば忘れられている。だが、打ち水が打たれ、今年最初の蝉の鳴き声が聴かれると、そんな所にも季節の訪れを感じる事が出来る。

(この項:たい)

<参考>
打ち水大作戦


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