2005年05月26日
中国副首相ドタキャン問題
この問題に関しては、既にいろいろな立場の方々が発言しているのだけれども、それぞれの発言内容をきちんと読み込んでみれば、発言者の職業上のポジションと個人的(?)な政治的なポジションを、きちんと推し量れる。
それがこの問題が提起した最良の成果だと、穿った発言はしたくはないのだけれども、あながち間違ってはいないでしょう。
中国側の立場と、小泉首相の立場は、一歩も譲歩の余地はないのだから、所謂「政冷経熱」問題や「日本の常任理事国入り」問題や領土問題や、中断している6カ国協議の行方といった難問を抱えている、現場の官僚は大変だろうけれどもさ。日本は必ずしも一枚岩にはなれないのだけれども、少なくとももう一方の当事者の態度は首尾一貫している(様に見える)から、ここはひとつ妥協や譲歩という手段は一切抜きで、ガチンコ勝負でお願いしたい。
例えば、合衆国の様な、日米安保と北朝鮮の脅威を口実に、BSE問題をすり抜けて牛肉輸入を再開を迫る様な、因循姑息な遣り口は好きくないからです(現状維持で再開しろというのならば、合衆国が輸入しているカナダ産牛肉をそのまま並行輸入すれば良いんですよ)。
だから、某与党党首の「この局面で事態を沈静化させるには」みたいな場当たり的な世迷い言は聴きたくありませんと、今日はちょっと感情論に走っています。
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