2005年07月05日
雨ノ夜、七夕ニ想ヒヲ馳セテ詠メル
橋流れ 此岸に我待つ 君あれど 舟漕ぎ出して 今渡りたき
るい詠める
<読み>
はしながれ こちにわれまつ きみあれど ふねこぎだして いまわたりたき
<意味>
橋が流れてしまった上に、こちら岸では私を待ってる人がいるが、船を漕ぎ出して今すぐにでも渡ってしまいたい。
<解説>
なんら難しい技巧もほどこされていない、ストレートな歌である。しかし、向こう岸には何が待ち構えているのだろうか?作者自身が何も語っていないが為に、幾通りもの自由な解釈が可能であると同時に、その想いの強さが感動を呼ぶ。
(この項:たい)
posted tgc : 00:19 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮) /携帯からみる
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