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2005年07月30日

踊リ明カシテ詠メル

一夜明け 宴の跡は 消えゆくも 君が香こそぞ 我が肌理憶ゆ

るい詠める

<読み>
ひとよあけ うたげのあとは きえゆくも きみがかこそぞ わがはだおぼゆ

<意味>
一夜明けたら、宴席の場も片づけられて消えてしまったが、あなたがつけていた香りは、私の肌が憶えている。

<解説>
「宴の後」独特の寂寥感と、夏の短い夜、その一瞬の恋を、ひとつの歌に格調高く詠んだ名歌である。ちなみに07.30.は墨田川花火大会。すてきな夏の想い出を創りたいものである。

(この項:たい)

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