2005年10月09日
一人寝ノ淋シサ紛ラワシテ詠メル
濡れ枕 夜露光りし 草木見ゆ 泣ける鈴虫 我が友ならん
るい詠める
<読み>
ぬれまくら よつゆひかりし くさきみゆ なけるすずむし わがともならん
<意味>
(淋しくて)枕を涙で濡らしていると、草木も夜露で光っている。鳴いている鈴虫は、わたしと同じ様な心持ちだろう。
<解説>
鈴虫が鳴くのは、求愛の儀式、それを踏まえて作者は自らの心情を歌に込めている。
(この項:たい)
posted tgc : 11:33 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮) /携帯からみる
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