2005年11月12日
深夜ニ雨ウタレテ詠メル
濡れ鼠 冬呼ぶ雨の 冷たさは 身にも心にも 深く染み入る
るい詠める
<読み>
ぬれねずみ ふゆよぶあめの つめたさは みにもこころにも ふかくしみいる
<意味>
冬の訪れを告げる深夜の雨に、びしょ濡れになるとその冷たさは、肉体的にも精神的にも、深く伝わってくる。
<解説>
冬降る雨は、雪以上に寒さ冷たさを感じる場合が多い。作者は、ただその叙景を描写するのみだが、こころの中の冷え冷えとした寂しさ/悲しさは、誰しも共感出来るところがあるだろう。
北の大地では初雪のニュースも聞かれるが、例年よりも十日あまりも遅いという。
(この項:たい)
posted tgc : 20:18 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮) /携帯からみる
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