2005年11月12日
雨雲消エ去リシ朝ヲ詠メル
雨上がり 登りし朝の 陽の光 草木そよぎて また秋に逢う
るい詠める
<読み>
あめあがり のぼりしあさの ひのひかり くさきそよぎて またあきにあう
<意味>
あめがあがって、朝日が登った陽光を浴びながら、草木が風になびいているのを観ると(既に冬かと思ったら)また再び、秋に出逢った様だ。
<解説>
先の寒々しい歌を受けて一転、爽やかな秋の日刺しを詠んだ歌である。技巧的な歌ではないが、声に出して詠んでみると快い。音韻に労力をかけたのだろう。
(この項:たい)
posted tgc : 20:21 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮) /携帯からみる
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/179