2005年12月05日
待チ人来ルヲ信ジテ詠メル
待つ度に 君が駆け寄り 暖める その肌理想い 今、君を待つ
るい詠める
<読み>
まつたびに きみがかけより あたためる そのはだおもい いま、きみをまつ
<意味>
待ち合わせであなたを待っている時はいつも、あなたが駆け寄ってきてくれて暖めてくれる。その時の肌理の感触を想い出して今、あなたがやってくるのを待っている。
<解説>
先の作品に続く連作のひとつ。待つ事の喜びをうたった歌。「待つ」を冒頭と結句に置く事によって、その状況をより強く印象つける事に成功している。
(この項:たい)
posted tgc : 18:41 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮) /携帯からみる
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/196