2005年12月05日
冬ノ日ノ虚シサヲ詠メル
陽を浴びる 大なる机 主去りて 恩師の帰還を 我ら待つのみ
るい詠める
<読み>
ひをあびる だいなるつくえ あるじさりて おんしのきかんを われらまつのみ
<意味>
太陽の光を浴びている大きな机、その机の主が去ってしまった。わたしたちは主である恩師が帰ってくるのを待つだけである。
<解説>
普段、そのヒトが占めているスペースは、その人物の不在によって、空虚な趣が支配してしまう。その人物が恩師ならなおさらであろう。
(この項:たい)
posted tgc : 18:45 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮) /携帯からみる
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