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2005年12月05日

冬ノ日ノ虚シサヲ詠メル


陽を浴びる 大なる机 主去りて 恩師の帰還を 我ら待つのみ

るい詠める

<読み>
ひをあびる だいなるつくえ あるじさりて おんしのきかんを われらまつのみ

<意味>
太陽の光を浴びている大きな机、その机の主が去ってしまった。わたしたちは主である恩師が帰ってくるのを待つだけである。

<解説>
普段、そのヒトが占めているスペースは、その人物の不在によって、空虚な趣が支配してしまう。その人物が恩師ならなおさらであろう。

(この項:たい)

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