2005年12月08日
寝汗カキテ着替エントシテ詠メル
戯れに 君が香残る 衣まとい その温もりに 心乱るる
るい詠める
<読み>
たわむれに きみがかのこる ころもまとい そのぬくもりに こころみだるる
<意味>
ふざけ半分に、あなたの匂いが残っている服をはおってみたら、その温かさで気持ちが混乱してしまった。
<解説>
最初の歌が「写真」で視覚に訴え、次の歌が「電話からの声」で聴覚に訴え、この歌では嗅覚に訴える。次第に皮膚感覚に近づいて、より濃密な愛の歌へと至るアプローチを取っている。
(この項:たい)
posted tgc : 17:54 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮) /携帯からみる
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