2005年12月09日
見舞ウ恋人ヲ詠メル
計熱の 頸と額に 触れし指 その冷たさに 君が眼を視る
るい詠める
<読み>
けいねつの くびとひたいに ふれしゆび そのつめたさに きみがめをみる
<意味>
熱を計る為に、わたしの首筋と額にあなたが触れた指の冷たさに驚いて、あなたの眼をみつめた。
<解説>
技巧的にも、その歌の内容にも、難解な部分は何もない。病床の作者と、それを見舞う恋人との近さを味わうべき作品である。
(この項:たい)
posted tgc : 17:51 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮) /携帯からみる
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