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2006年01月24日

シタタカニ腰打チテ詠メル

ruinokasyu06.01.24.jpg
残り雪 凍れる路に 掬わるる 空掴む手は 君求めるにや

るい詠める

<読み>
のこりゆき こおれるみちに すくわるる くうつかむては きみもとめるにや

<意味>
残り雪が凍った道路で足下をすくわれる。(慌てて)空をつかもうとする手は、あなたの救いを求めているのに。

<解説>
東京に降り積もった雪は、その殆どが溶けたのだが、一部では凍りついて歩行者の妨げとなっている。足下が危うくなった作者の、とっさの行動を自らの恋心を詠んだ歌に変転させている。

(この項:たい)

posted =oyo= : 19:56 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮) /携帯からみる

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