2006年04月13日
雨上ガリノ早朝、桜ノ一片ト見誤ルヲ詠メル
散る花の 行方知らずや 紋白蝶 悠として独り 宙舞い去りぬ
るい詠める
<読み>
ちるはなの ゆくえしらずや もんしろちょう ゆうとしてひとり そらまいさりぬ
<意味>
散ってしまった桜の花がどこへ行ったのか、知らぬ顔をして、モンシロチョウが一匹、悠々として空を舞いながら去ってしまった。
<解説>
昨日来の激しい雨が上がって桜の花々もすっかりと散ってしまった。花びらは雨水ですっかり流されてしまったか、もしくは、泥寧にまみれている。そんな状況で、ひとひらの花びらが舞い上がる。よく見たら、それは桜ではなくて一匹の蝶だった。
桜の季節ももうおしまい。季節は確実に移り変わって、初夏の予感がしますね。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:45 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮) /携帯からみる
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