2006年05月06日
ボウイ、フー、ゼップ、ストーンズそしてレノンをNHK-BS2で観る
結局、今年のGWは何をしていたかというと、毎晩NHK-BS2でやっていた「ロック映画」を観てました。
先ずは、そのラインアップを掲載します。
ものづくし(click in the world!) 29.:「ロック映画」
●05.01. デヴィッド・ボウイ(David Bowie)
『ジギー・スターダスト(ZIGGY STARDUST AND THE SPIDERS FROM MARS)』
1973年作品 D.A.ペネベイカー(D.A. Pennebaker)監督作品
1973年7月にロンドン、ハマー・スミス・オデオン(現ハマースミス・アポロ)にて行なわれたライブ。映画『ベルベット・ゴールドマイン』のモデルとなった。
●05.02. ザ・フー(the who)
『キッズ・アー・オールライト(The Kids Are Alright)』
1979年作品 ジェフ・スタイン(Jeff Stein)監督作品
1979年に制作された本作品は、モンタレ−ポップフェス、ウッドストック、そしてオリジナルメンバーによる最期のライブ等を収めるドキュメンタリー。
●05.03. レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)
『レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ(The Song Remains The Same)』
1976年作品 ピーター・クリフトン、ジョー・マソット( Peter Clifton、Joe Massot)監督作品
1973年のマジソン・スクエア・ガーデンでのライブを中心に。
●05.04. ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)
『レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー(Let's Spend The Night Together)』
1982年作品 ハル・アシュビー(Hal Ashby)監督作品
ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の1982年に行われた全米ツアーの模様を、20台以上のカメラを使い、余すところなく収録した記録映画。
●05.06. ジョン・レノン(John Lennon)
『イマジン ジョン・レノン(Imagine:John Lennon)』
1988年作品 アンドリュー・ソルト(Andrew Solt)監督作品
不遇の少年時代からビートルズ(The Beatles)結成から解散、そしてあの衝撃の死。200時間におよぶ秘蔵フィルムをもとに追う、ドキュメンタリー。
ラインアップ観るだけで、30代後半、40代から50代にかけてのロック親爺(紙ジャケ限定再発CDを嬉々として大人買しちゃうような)を当て込んだもの。しかも御丁寧にそんな親爺達が家族奉公にいそしまなければならないこどもの日を避けての放送です。
それに素直に対応して、毎晩観続けた己もなんだかなぁ〜ですけれどもね。
ちなみに、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)のだけは初見。ジョン・レノン(John Lennon)、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)は劇場公開時にリアルタイムで観てまして、劇場未公開だったザ・フー(the who)とレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)はヴィデオを所有しております。困ったもんだね。
尤も、「ロック映画」でない通常の「映画」でも、リアルタイム劇場公開で観て、その後の衛星放送や地上波放送で繰返し観るというのは、己にしては通常形態なので、非難される筋ではありません。それよりも、ヴィデオがあるのになんでわざわざ観たかと言う、そっちの理由が問題です。たまには素面でちゃんと観ようという理由がね。
個々の作品の「映画」評はあらためて書くとして、総ての作品を通じての感慨をひとつだけ書いておきます。
各々の作品に登場する、今は故人となってしまったヒトの如何に多い事か。
●ミック・ロンソン(Mick Ronson)
1946.05.26. - 1993.04.29.
●ジョン・エントウィッスル(John Entwistle)
1944.10.09. -2002.06.27.
●ジョン・ボーナム(John Bonham)
1948.05.31. - 1980.09.25.
●ピーター・グラント(Peter Grant)
1935.04.05. - 1995.11.21.
●イアン・スチュワート(Ian Stewart)
1938.07.18 - 1985.12.12.
●ジョージ・ハリソン(George Harrison)
1943.02.25. - 2001.11.29.
映画公開時に既に故人であった、ジョン・レノン(John Lennon)とキース・ムーン(Keith Moon)を除いても、ざっと書き出しても一作品にひとりはいる。
通常の「映画」ではさして気にならない事だけれども(役の中の登場人物という視点で観る事は勿論あっても、それを演じている俳優個人としての視点はあまりないから)、映像の中で動いているヒトビトの何人かが物故しているという事は、ここまで来てしまった己の存在を意識させられる。
そうでなくとも、映像の中のミュージシャンやアーティスト達よりも遥かに歳老いてしまっているからね。(1982年に全米ツアー中だった彼らよりは、まだ若いのか?かろうじて。)
posted =oyo= : 06:25 | comment (0) | trackBack (0) | ものづくし (click in the world!) /映画もみる
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