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2006年06月09日

「乾イタ大気ニ、雨ノ匂イガ満チル」ヲ詠メル

20060609.jpg
梅雨来たり ひとつひとつと 濡れる途 傘さす君に 寄り添うは我

るい詠める

<読み>
つゆきたり ひとつひとつと ぬれるみち かささすきみに よりそうはわれ

<意味>
梅雨が来た。ひとつひとつと(雨粒が落ちて)道が濡れている 傘をさすあなたに わたしは寄り添っている。

<解説>
気象庁の発表では関東でも本日梅雨入りしたとの事だが、梅雨のうっとおしいイメージにも関わらずこの歌は自信に満ちている。ひとつひとつと濡れるのは恋人と実際に歩いている道路の事だろうが、途と言う表現をした処に、二人の将来/前途という様な意味合いが重ねられる。と、言う事は逆の視点から見れば、二人にとって、将来的な不安がある事も暗示されているとも解釈出来る。

(この項:たい)

posted =oyo= : 18:53 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮) /携帯からみる

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