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2006年06月21日

サッカーのある生活(リーグ戦最終節に突入)

ここ数日、サッカーをテーマにした映画もしくはその作品の背景にサッカーが色濃く影をおとしている映画を思い出そうとしているのだけれども、何故か、これは!というのが思いつかない。
勿論FIFA全面協力でベッカムジダンも出演している『GOAL!』という大ネタはあるんだけれどもね。

例えば、最弱チームがひょんな事から優秀な人材を得てあれよあれよと快勝していく話は野球(がんばれ! ベアーズメジャーリーグ)だし、ハグレ者/余計者が集まって体制側をこてんぱんにのしちゃう話は、アメリカン・フットボール(M★A★S★Hロンゲスト・ヤード)だし...てな感じなんですよ。
やっぱり、映画の大半はアメリカはハリウッドで制作されていて、しかも彼の地はサッカー後進国だからからか、って悩んでいたら発見しました。

FIF国際サッカー映画ランキング(FIFAランキング対応版)」というサイト。

少林サッカー』は功夫映画でしょとか、『ベッカムに恋して』なんかよりもサッカーのサの字も出てこないけれどもリズム感と生理感ならば『ラン・ローラ・ラン』の方がよっぽどサッカーしてらいってな余計なツッコミ(でもマジです)はしないで、単純に『アメリ』や『新・黄金の七人 7×7』や『トレインスポッティング 』や『右側に気をつけろ』にサッカー的な光景やサッカー的な背景はあったかしらって、丹念にこのサイトをチェックしていくと、確かにある。あった。

強国や優勝候補国が予選突破を告げる中で、興味深いのは大混戦のグループEよりも、フランスが崖っ淵に立たされているグループG。リスクを負う勝点3よりも、無難な勝点1狙いで予定通りもうひとつの強国スイス引き分けフランス。しかし、思わぬ伏兵韓国とのドローとなってしまう。第3戦はイエローカードの累積によってジダンを欠き、ここで負ければ4年前の悪夢の再現は勿論、ジダンをもここで永遠に失ってしまう(本大会終了と同時に引退)。
ピッチ上の眼前の試合相手の他にも敵がいる、予選リーグの怖さと面白さを堪能出来るグループです。
ここで一応もうひとつの混戦?のグループF、一昨日の「日本vsクロアチア」の事を書いておく。川口能活PKファイン・セーブや柳沢敦のシュート・ミスとかよりも、個人的のは中田英寿の魅せたゴールへの執念に注目したい。惜しくも外れてしまったミドル・シュートとファウルすれすれのプレッシャーと、普段の彼らしくないプレイは良かったと思う。

ところで、現在の日本代表世代に徹底的に影響を与えたサッカー映画は勿論『キャプテン翼 ヨーロッパ大決戦』なんだろうけれども、僕達の世代では『海底3万マイル』でしょう。主人公のサッカー少年が覚え立てのオーバーヘッドキックでピンチを脱するという、その程度の扱いだけれども、海洋ロマンなので毎年夏休みに特番でよく放映してました。そういう意味では宮崎駿がスタッフとして名を連ねた名作『長靴をはいた猫』や『空飛ぶゆうれい船』よりも、記憶に残っている作品です。

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