2006年06月29日
愛ナキ不実ハ黙シテ語ラズヲ詠メル
誰ぞ知る 我が心への 移り香を 寄り添う君の ものならずとは
るい詠める
<読み>
たれぞしる わがこころへの うつりかを よりそうきみの ものならずとは
<意味>
私の心に残っている移り香は、寄り添っているあなたのものではないと誰が知っているだろうか?いや、誰も知らない。
<解説>
反語的な言説で訳してみた。そして、それをさらにどの様に解釈するかで、この歌の味わいは変わるだろう。己の経験に引き寄せて読んでみるのも一考か。
(この項:たい)
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