2006年07月16日
「忘レラレナイ夏ノ想ヒ出」ヲ詠メル ソノ五
湯浴みして 二人で迎ふ 朝陽かな 幼児がごとく 睦し日々よ
るい詠める
<読み>
ゆあみして ふたりでむかう あさひかな ようじがごとく むつみしひびよ
<意味>
Two of us greeted the sun rising after having taken a bath. It was the days when we totally got along with each other like an infant.
わたしたち二人は、入浴した後に朝陽を迎えた。それはまるで幼児の様に二人が睦んでいた日々であった。
<解説>
かつては恋人同士であった二人が、その過去を懐かしむかの様な歌。果たして、現在の二人はどの様な関係なのだろうかと、歌の外に関心が向けられる作品である。
(この項:たい)
posted =oyo= : 21:08 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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