conceived and constructed by たいとしはる tai toshiharu
« 追悼ロバート・アルトマン | メイン | おでんな話 »

2006年11月24日

友トノ語ラヒヲ詠メル

worldwar.jpg
我はただ 歌詠みたくて 歌詠まる 諍いさへも 忘れてしまへ

るい詠める

<読み>
われはただ うたよみたくて うたよまる いさかいさえも わすれてしまえ

<意味>
I want to merely write and read my poetry.
I want to forget a useless fight.
わたしはただ、詩を詠みたくて詠んでいるだけです。
無益な争い事なんか忘れてしまいたい。

<解説>
「詠まる」は四段活用の動詞「詠む」の未然形自発の助動詞「る」の終止形という構造。「自ずから詠んでしまう」とか「詠まずにはいられない」という意になる。
上句と下句の繋がりが緩いので(自由な解釈を可能としているので)<意味>の項では、最低限度の解釈に止めた。イラスト作品も含めて各自、解釈を広げて欲しい。

(この項:たい)

posted =oyo= : 22:07 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/568

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)