2006年11月24日
友トノ語ラヒヲ詠メル
我はただ 歌詠みたくて 歌詠まる 諍いさへも 忘れてしまへ
るい詠める
<読み>
われはただ うたよみたくて うたよまる いさかいさえも わすれてしまえ
<意味>
I want to merely write and read my poetry.
I want to forget a useless fight.
わたしはただ、詩を詠みたくて詠んでいるだけです。
無益な争い事なんか忘れてしまいたい。
<解説>
「詠まる」は四段活用の動詞「詠む」の未然形に自発の助動詞「る」の終止形という構造。「自ずから詠んでしまう」とか「詠まずにはいられない」という意になる。
上句と下句の繋がりが緩いので(自由な解釈を可能としているので)<意味>の項では、最低限度の解釈に止めた。イラスト作品も含めて各自、解釈を広げて欲しい。
(この項:たい)
posted =oyo= : 22:07 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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