2006年12月09日
追ヒ出サレテ詠メル
真夜中の 灯浴びたる 濡れ落葉 未練に独り 雪降り始める
るい詠める
<読み>
まよなかの あかりあびたる ぬれおちば みれんにひとり ゆきふりはじめる
<意味>
Wet fallen leaves are exposed to
a light on a midnight road surface.
My standing still alone as for the regrets
will be because is it?
It has begun to snow.
真夜中の路面に濡れた落葉が、
灯を浴びている。
わたしが独りで佇んでいるのは、
未練だからだろうか?
雪が降り始めた。
<解説>
秋から冬への移り変わりを詠み込みながら、己の心情の推移を表そうとした作品。東京都心は、雪こそ降りはしないものの、この季節一番の寒さでした。
(この項:たい)
posted =oyo= : 00:48 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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