2008年10月30日
独リ彷徨ク秋ノ夜ノ肌寒サヲ感ジテ詠メル
艶やかに 輝く街に 我独り モノクロームに 塗り込められる
るい詠める
<読み>
あでやかに かがやくまちに われひとり ものくろーむに ぬりこめられる
<意味>
艶やかな色彩が溢れ、輝かしい光に満ちている夜の繁華街で、わたし独りだけが、取り残されて、モノクロームに塗り込められている。
<解説>
周りの華やかな装いや賑わいだ雰囲気の中にいるのにも関わらずに、己だけが周囲から疎外されて孤独感や寂寥感に満たされている、そんな心象風景を詠った歌である。
特に、今日の東京は今秋一番の寒さとなったので、よりそんな心象は強まるのかもしれない。
(この項:たい)
posted =oyo= : 23:59 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/765