2008年11月21日
帰宅途中ノ駅ニテ『銀河鉄道の夜』想イ出テ詠メル
西空に 夕闇一線 翔る星 君乗る列車 ジョバンニと
るい詠める
<読み>
にしぞらに ゆうやみいっせん かけるほし きみのるれっしゃ じょばんにと
<意味>
西空に迫る夕闇の中、一線を曵く様に星が駆け抜けていった。それは、あなたがジョバンニと乗る列車なのだ。
<解説>
今日は寒い。もう既に冬なのだろう。だから、空は晴れ渡って、さらに、澄みきった青空だった。
そんな日の夕辺、夜が迫る西空に、作者は星をひとつ発見する。作者は宮沢賢治(Kenji Miyazawa)の『銀河鉄道の夜(Night on the Galactic Railroad)』を想い出して、その銀河鉄道に乗る、主人公ジョバンニ(Giovanni)とその級友カムパネルラ(Campanella)に想いを馳せる。
(この項:たい)
posted =oyo= : 00:25 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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