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2009年04月17日
未ダ春盛リナリヲ詠メル
狭き辻 咲きたる故か 八重桜 宅配便も そろりと廻る
るい詠める
<読み>
せまきつじ さきたるゆえか やえざくら たくはいびんも そろりとまわる
<意味>
狭い辻で八重桜が咲き誇っているからだろうか、宅配便のくるまもそうっと静かに曲がって往く。
<解説>
東京での桜は、既に咲き散ってしまったが、大阪にある造幣局(Japan Mint)の桜の通り抜け(Cherry Blossom Viewing)」は4月15日からだ。そして、北の地方では、これから花盛りを迎える事となる。
しかし、桜ばかりが春を告げる風物ではない。数限りない花や鳥が春を告げている。
勿論、ここで詠まれている八重桜もそのひとつ。しかも、東京では今が丁度、満開である。
狭い路を、宅配便業者のクルマがゆっくりとカーブを切る。それは、路が狭い、それだけが理由だろうか。運転手が、その路の上に咲きこぼれる八重桜に観惚れているからではないだろうか?
(この項:たい)
posted =oyo= : 00:18 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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