2009年11月20日
冬ノ驟雨ヲ詠メル
冬桜の 梢揺らせて 降る雨に 一夜限りの きみも濡れたる
るい詠める
<読み>
ふゆざくらの こずえゆらせて ふるあめに ひとよかぎりの きみもぬれたる
<意味>
冬桜の梢を揺らす程に降っている(大粒の)雨に、一晩しか共に出来なかったあなたも濡れているでしょう。
<解説>
数日前から今日は真冬並みの寒さになるとは聴いていたが、雨が降るとは思わなかった。しかも、午前あたりの降り始めはかなり大粒の雨だった様だ[軒を叩く音から推察すると]。その後、降ったりやんだりの天気になったものの、その寒さは、予報よりも厳しく感じた。
初句にある冬桜 (Cerasus x parvifolia 'Parvifolia' Matsum.) は、別名小葉桜とも十月桜ともいう。狂い咲きではなくて、冬のこの時期に白い花を咲かせる品種である。
「三波石と共に名高い冬桜」と上毛かるた (Jomo Karuta)にもある様に、桜山公園はその冬桜 (Cerasus x parvifolia 'Parvifolia' Matsum.) の名勝である。
下句の解釈に関しては、ノーコメント [苦笑]。
(この項:たい)
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