2010年02月05日
節分会ノ翌朝ヲ詠メル
君が家を 春立つ朝に 訪なはば 溶け逝かんとす をとつひの雪
るい詠める
<読み>
きみがやを はるたつあさに おとなわば とけゆかんとす おとついのゆき
<意味>
あなたの家を立春の朝に訪問したら、一昨日降った雪が溶けていこうとしていた。
<解説>
節分 (Setsubun) が一夜明ければ今日は立春 (Lichun)。とはいうものの、一昨日は積雪もあって、厳しい寒波が訪れている。「春が立つ」とはいうものの、気象の点から観れば、この時季が最も寒いと言う。その寒い朝に、某宅を訪問した際に、発見した光景を詠んだもの。一昨日の積雪が未だに遺っている、とはいうものの、もう殆ど溶けて小塊しかない。
はたして「氷解」するのは、この僅かに遺った雪だけなのだろうか。
(この項:たい)
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