2010年04月02日
春ノ異動ヲ詠メル
我が前に 新しきひと 座りたる 主変はるや 卯月朔日
るい詠める
<読み>
わがまえに あたらしきひと すわりたる あるじかわるや うづきついたち
<意味>
わたしの前に新人が座っている。机の主が変わる四月一日である。
<解説>
年度末はぢりぢりとやってきてその慌ただしさに忙殺されていると、突然、新年度がやってくる。と、個人的にはいつも想うのだけれども、それもその筈で、自身の生活や環境はたいした変動がない代わりに、行く先々や取引先などでの電話でそれを突然知らされるからだ。なんとなく応対が昨日とは違っているし、何となくその応対がぎこちない。
まぁ、つまりは新人さんの対応に、面食らっている訳だけれども。
ちなみに、新宿 (Shinjuku)の桜は八分先でほぼ満開 [この後、夜のニュースで桜の満開を観測したというニュースを聴く]。
その下を、いくつもの青いビニール・シートが覆っていた。その上に、閑を持て余しているスーツ姿が二、三人。これもまた四月一日の光景。
(この項:たい)
posted =oyo= : 00:22 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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