2010年07月09日
七月八日ヲ詠メル
七夕の 明けた朝の陽 妬ましや 雨に怯えし 夜永き故
るい詠める
<読み>
たなばたの あけたあさのひ ねたましや あめにおびえし よるながきゆえ
<意味>
七夕の夜が明けた朝の陽のひかりは、ねたましいなぁ。雨に怯えて [独り] 過ごした夜が永かったから。
<解説>
昨夜は七夕 (Tanabata)。愛し合う 牽牛と織女 (Orihime And Kengyuu) が一年に一夜逢えるとされる夜。そんな夜にも関わらず、昨夜は終始、不穏な気候の一夜だった。地域によっては、かなり激しい雨も降った様だ。
しかし、そんな夜も明けてしまえば、一転、今日は梅雨の中休み、爽やかな陽光が射している。
一日、ずれていれば良かったな、そんな想いを、七夕 (Tanabata) の当事者に託して詠んだ歌である。
(この項:たい)
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