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2010年11月26日
絶ヘズ降リ積モルヲ詠メル
つかのまの 木漏れ陽射して 惑わさる 君来たるかと 枯葉降る音に
るい詠める
<読み>
つかのまの こもれびさして まどわさる きみきたるかと かれはふるねに
<意味>
一瞬、木漏れ陽が射したので、惑わされてしまった。枯葉が降る音にあなたが [枯葉を踏んで] やって来たかと。
<解説>
街並樹の下を歩いていると、次から次へと枯葉が舞い降りている。その街並樹が並んでいる通りは、随分と交通量が多いので、そこを往き来するクルマの音しか聴こえない。もしも、大樹の下にいたら、その枯葉の音はどのくらい響き渡るのだろう。今日の日中は薄曇りだったが、それだけに時折射す陽射しは妙に眩しかった。もっともその光量は、既に冬の太陽だったのだけれども。
(この項:たい)
posted =oyo= : 00:57 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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