2011年01月07日
独リ寝ル夜ヲ詠メル
一夜幾夢 顕わるきみと 横臥して 貪るままに 裳裾濡れたる
るい詠める
<読み>
ひとよいくむ あらわるきみと おうがして むさぼるままに もすそぬれたる
<意味>
一夜に何度も夢を観た。その夢の中に顕われるあなたとよこになって、[あなたの愛を] むさぼるままに、衣服が濡れてしまった。
<解説>
直裁な夢である。それを何度も観ている。あえて解説すべきところはないが、結句にある描写は、夢の中の出来事か、それとも実際の事なのか。
初句は、「いちやいくむ」と読むのも可。こちらの方が、韻を踏んでいて美しいか?
(この項:たい)
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