2011年06月10日
雨上ガリノ空詠メル
雨後の蒼 画家の匠の 技に似て 雨ひとぬりの 絵巻まぶしき
るい詠める
<読み>
うごのあお がかのたくみの わざににて あめひとぬりの えまきまぶしき
<意味>
雨が上がった後の青空は、優れた画家の技量にも似て、雨でひと塗りした、眩しい絵巻の様だ。
<解説>
ここ数日は、日中はどうにかもった天気も夜半に崩れて雨が降る。そして、その雨は寝入っているうちに上がって、快晴の翌朝を迎える。そんな日が続いている。だから、夜に降った雨のイメージを引き摺ったまま、翌朝の窓を開けると、思いのほかに強い陽光が眩しい。それもその筈で、この時季は一年中で紫外線 (Ultraviolet) が最も強い時季なのだ、と言ってしまうと、身も蓋もない。
一雨降る毎に、夏が一歩、また一歩と近づいてくるのである。
本日、沖縄は梅雨明け。
(この項:たい)
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