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2011年06月24日

梅雨ノ通勤ヲ詠メル

20110623.jpg
木漏れ陽に 濁れる雲を 睨めつけて 銀輪駆るは 濡れ輝く路

るい詠める

<読み>
こもれびに にごれるくもを ねめつけて ぎんりんかるは ぬれかがやくみち

<意味>
木漏れ陽と濁った雲を睨みつけて、自転車を奔らせているのは、雨で濡れて輝いている路である。

<解説>
昨日は夏至 (Xiazhi) で暑かった。各地で真夏日、ところによっては猛暑日となった地域もあったときく。そして、今日は、その熱がそのまま居座った上に、早朝降ったとおぼしき雨が遺した湿度で、蒸し暑い。典型的な日本の梅雨である。そんな朝の通勤風景を詠んだ歌。
降るのか晴れるのかはっきりしない空の下、自転車を走らせる。レインコートを着る程ではないが [そして着たら、恐らく、蒸し暑くてたまらないだろう]、 いつ降り出すのか解らない。
だから、いつもよりも早く漕ぐだろう。そして、汗をかく。
ちなみに、傘をさしての自転車走行は、5万円以下の罰金に値するから気をつけて下さい。

(この項:たい)

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