2012年09月16日
『マイルス・アット・フィルモア (MILES DAVIS AT FILLMORE)』 by マイルス・デイビス (MILES DAVIS)
「本作を聴くと、あの時代が眼前に出現する。あの時代の空気までがモワ〜ッと漂ってくる」
「ここで、早くも殺気が漂う。マリファナの煙がたちこめる、モワ〜ッとした空気が伝わる」
「そのクライマックスに、マイルスが鋭い一音を吹き放ちながら出現、《フィルモア》の暑く長い夏<以下略>」
上に引用した文章は、総て中山康樹著『マイルスを聴け!』での本作品に関する記述であって、この作品を語るのには、上に引用した部分だけで充分ぢゃあないだろうか、という、そんな気がするのである。
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