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2012年09月20日
神社デ詠メル
近道と 境内抜けて 秋と知る 箒掃く音に 媼ひとり
るい詠める
<読み>
ちかみちと けいだいぬけて あきとしる ほうきはくねに おうなひとり
<意味>
近道をしようと神社の境内を抜けると、今が秋なのだと解る。箒で掃く音が聴こえ老婆がひとりいる。
<解説>
街中にある神社仏閣は、樹々が周囲よりも多くある事もあって、季節の移り変わりも発見しやすいのかもしれない。
だが、ここで作者がなにを観て、秋を発見したのかは詠われてはいない。ただ、静けさと、他とは違う時間が流れている事だけが、下の句では詠われている様なのである。
(この項:たい)
posted =oyo= : 23:29 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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