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2013年02月07日

春一番ノ聲聴キテ詠メル

20130207.jpg
靴鳴りて 雪消へた路の 陽も眩し 凍てつき侭の きみと吾もと

るい詠める

<読み>
くつなりて ゆききえたみちの ひもまぶし いてつきままの きみとわれもと

<意味>
靴音が鳴り響く雪が消えた路に射す太陽のひかりも眩しい。凍てついたままのあなたとわたしの関係も [今日のこの光景の様な春の予感がするのであろうか]。

<解説>
昨日は大雪の予報だったけれども、それは肩透かしを喰らった格好 [とは言え当日は雪の都会ならではの混乱が起こってしまったのも事実] となって、今日は雪も消え晴天である。
しかも、そればかりではなく、春一番が吹くとも予報されている [実際に吹いたのかどうかは現時点では未確認]。
そんな季節の変わり目であるのにも関わらず、未だ真冬のなかにある自身を詠んだ歌。結句は言いさしで終えているので、上に書いた様な心情が言外にあるとみて、解釈すべきなのだろう。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:18 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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