2013年04月11日
同衾ヲ詠メル
きみの名を 髪かきあげて あおぎみる ふたすじの皺 顎くびに描く
るい詠める
<読み>
きみのなを かみかきあげて あおぎみる ふたすじのしわ あごくびにえがく
<意味>
あなたの名前を [呼んで]、髪をかきあげて仰ぎ見る。二筋の皺を顎が頚に描いている。
<解説>
暗に、恋人が自身よりも下の方の位置にいる己の方をみてくれた、という情景を描写しているのだろう。顎のラインが首筋に皺を二筋もつくるという意味は。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:24 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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