2013年04月18日
夜ハ優シヲ詠メル
夜を闇と 看做す輩は あはれなり 孕み育む 月花夢を
るい詠める
<読み>
よをやみと みなすやからは あはれなり はらみはぐくむ つきはなゆめを
<意味>
夜を単なる闇と看做すひとびとは哀れである。月や花や夢を孕み育む[その夜を]。
<解説>
敢て口語訳を必要としない程に、解りやすい語句で綴られている夜の讃歌である。
上の句での、「夜」「闇」「輩」というY音、下の句での「孕み」「育む」「花」というH音、それぞれの韻律を指摘すべきなのだろう。
(この項:たい)
posted =oyo= : 18:09 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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