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2013年08月01日

閨ニ独リ覚醒メテ詠メル

20130801.jpg
果てぬ夢は 眠りをるきみ そをそつと 吾が身にあらば もうひとつの愛

るい詠める

<読み>
はてぬゆめは ねむりおるきみ そをそっと わがみにあらば もうひとつのあい

<意味>
観果てぬ夢は、眠っているあなたにそれをそおっと、わたしの身体にあれば、もうひとつの愛 [する方法があるのに]。

<解説>
閨事を詠んだ歌だから、あまり詳しく書き綴るつもりはないけれども、どこからが現実で、どこからが夢なのだろうと、ふと想う。孤閨の中で、恋人との行為を想い描いているのか、それとも、隣に眠ている恋人の寝姿を観て、想い描いているのか。
だけれども、その辺りを追求しだすと、第3句の解釈をより具体的ならなければならず、それはちょっと、個人的には嫌だなあ、と思う。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:45 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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