2013年09月05日
秋ノ夜明ケテ詠メル
寝もやらで 待つひと来ぬも 梳る 激しく叩く音 昨夜来より雨
るい詠める
<読み>
ねもやらで まつひとこぬも くしけずる はげしくたたくね さくやらいよりあめ
<意味>
眠る事もできないので、待っているあの人が来ないのに、梳っている。窓を激しく叩く音、昨夜からずっと雨なのだ。
<解説>
ここ一週間に限定したとしても、変な天気、いやな天候が続いている。報道番組を観ても、本来ならばトップ項目にくるべきニュースがある筈なのに、その冒頭でしらされるのは、不順な気候とそれによってもたらされる被害や被災者達の事ばかりである。
今日もまた、早朝から激しい雷雨に襲われて、丁度、通勤通学の時刻に、最も激しいそれに多くの人々が遭遇してしまった様だ。
だから、そんな折に、恋人の許に立ち現れにくいのは、致し方ないのかもしれないが、だからこそ、そんな時にだけはそばにいてやれよとも、想う。
ちなみに、ぼくは外せない用事の為に、ずいぶんな濡れ鼠と化してしまったと、ここでは申し添えておく。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:01 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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