2013年12月05日
車内吊広告観テ詠メル
ゆへもなく 急かさるるままに 右往左往 師走の波間に チャーリー・ブラウン
るい詠める
<読み>
ゆえもなく せかさるるままに うおうさおう しわすのなみまに ちゃーりー・ぶらうん
<意味>
理由もないままに急がされて右往左往している。そんな師走の波間にチャーリー・ブラウン [を掲載した広告が揺れている]。
<解説>
都内では今、『スヌーピー展 しあわせはきみをもっと知ること』が開催されていて、そこをはしる路線のそこかしこに告知広告が貼り出されている。単純にその情景を詠んだ歌ではあるけれども、スヌーピー (Snoopy) やその飼主 [でいいのかな、時々、立場が入れ替わっている様な記憶もあるのだけれども] チャーリー・ブラウン (Charlie Brown) らが登場するマンガ『ピーナッツ (Peanuts)』 [チャールズ・モンロー・シュルツ (Charles Monroe Schulz) 作] の世界と、ぼく達の日常との齟齬とか落差とかに想いを馳せると、ここで詠われたその情景そのものが、ナニモノかを物語りそうな気がするのである。
個人的には、その車内広告でピッグペン (Pigpen) が近年はあまり登場していないらしいと知って、ちょっと残念な心持ちになってしまっているのである。
*タメイキ* (*SIGH*)
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:14 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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