2014年02月27日
峰不二子ヲ詠メル
夜が終はる すべては吾が掌 腿に愛銃 きみが命は 遺してゆくも
<読み>
よがおわる すべてはわがて ももにじゅう きみがいのちは のこしてゆくも
<意味>
[ミッションが終わる様に] 夜が終わって、すべてを掌中にしている。腿 [にあるガン・ホルダー] に愛銃を収め、あなたの命だけは遺しておくが。
<解説>
詞書に登場する峰不二子 (Fujiko Mine) は謂うまでもなく、モンキー・パンチ (Monkey Punch) 創造のルパン三世シリーズ (Lupin The Third) の登場人物。
原作のマンガ作品 [1967〜1969年 漫画アクション連載] では、各エピソードに登場する総てのおんながその名を名乗っていて、主人公ルパン三世 (lupin The Third) にとって、手強い敵になる場合もあればか弱いヒロインになる場合もある。
尤もそれは、次元大介 (Daisuke Jigen) や石川五ェ門 (Goemon Ishikawa XIII) にも通じる事であって、彼らがひとつのチームとなるのは、連載の最期の方の事なのである。
と、どうでも良い様な事を綴っているのは、この歌に関してあまり補足すべき事柄がないからであって、敢えて指摘するとすれば、第3句「腿に愛銃」と謂うのは、峰不二子 (Fujiko Mine) は常々、そこに自身の愛用の銃FN ブローニング M1900 (Fabrique Nationale Browning Model 1910) を隠し持っている、という事だけなのである。
posted =oyo= : 17:20 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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