2014年04月17日
湯浴ミテ詠メル
背をむけて 黒髪あらふ そのひとの しろきうなじの のびやかなるを
るい詠める
<読み>
せをむけて くろかみあらう そのひとの しろきうなじの のびやかなるを
<意味>
こちらに背を向けて黒髪をあらっているそのひとの白いうなじの伸びやかなその様子を [わたしはみている]。
<解説>
銭湯なのだろうか、温泉なのだろうか。たまたま、みかけた洗髪する女性の後ろ姿を詠んだ歌。
勿論、偶然に遭遇した女性とは限らない。肉親、友人、それとも … 、だけど、その辺りを詮索しだすと、悶々としてしまいそうな春だから、曖昧にしておこうと思う。
結句は謂い止したままだから、適宜、語句を補って解釈する必要があるだろう。
だから、ここでも最も無難なモノにしてあるが、それに限定される訳ではない。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:35 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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