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2015年04月16日

春爛漫ヲ詠メル

20150416.jpg
ほろ酔ふて みうしなひたる きみの背も ももに染まるや 春霞が故

るい詠める

<読み>
ほろようて みうしなひたる きみのせも ももにそまるや はるがすみがゆえ

<意味>
ほろ酔いになって見失ってしまったあなたの背も桃色に染まっているからだろうか、春霞が原因で

<解説>
ここ数日の不安定な天候があければ、否応もなく春の景色だ。
散歩かなにかで連れ添って歩いていた恋人とふと逸れてしまう。それを当人は春霞の所為にしているが、なんのことはない、初句で断っている様に、酔っ払っているからなのだ。
酒なのか、それとも、この天候の心地よさなのか、ぼくは知らない。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:08 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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