2015年11月19日
霜月ノ嵐ヲ詠メル
ざあと降る 荒むこころの 範とせむ 煽られてとぶ 缶のからから
るい詠める
<読み>
ざぁとふる すさむこころの のりとせむ あおられてとぶ かんのからから
<意味>
ざぁと降るその雨を荒んでいるこころの手本としよう [風に] 煽られて飛ぶ缶がからから [音を立てて飛んでゆく]。
<解説>
この週は天候が不安定な上に、温度差 [それも1日の中での事とこの週の数日間、その両方ともに、だ] があって体調も心調もすこぶる不安定である [のは俺だけぢゃないよね?]。
昨夜はこれが11月の天気だろうかと不思議がる程、激しい雨風があって、しかも今朝は一転、爽やかな秋晴れとなる。
山茶花梅雨と謂うらしい。
そんな雨を範としようと謂うのは一体、どういう了見だろうか。こちらはその激しさに、下句の缶からの様に弄ばれるだけなのに。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:24 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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